ぽっこりお腹の解決策を探せ!

「最近お腹が出てきた気がする」、「ダイエットをしても、なかなか下っ腹がへこまない」など、「お腹のお肉が気になる!」というお悩みをよく耳にします。季節に応じて着るものが変わることで、体づくりに励む時もあれば、まだ良いかなと思い、後回しにしてしまうこともあるでしょう。しかし、「出来ることなら少しでもぽっこりお腹を解消したい!」という思いは常にあると思います。そこで今回は、「凹んだお腹を目指そう!」をテーマに見ていきたいと思います。

1.お腹が出てくる原因はなに?

ぽっこりお腹をつくる原因は、どの様なことがあるのでしょう。主に、以下のようなことが挙げられます。

  • 脂肪の蓄積
  • 姿勢
  • 骨盤の歪み
  • 便秘
  • 冷え
  • むくみ

最近お腹が出てきたかも?と考えた時に、最初に思い浮かぶ原因は「脂肪」ではないでしょうか。ご存知のように、「脂肪」には「皮下脂肪」と「内臓脂肪」があります。仰向けに横になってお腹のお肉をつまめる場合は「皮下脂肪」です。そして、つまめない場合は「内臓脂肪」の可能性があるようです。この憎き脂肪を消すために様々なことを思い浮かべるでしょう。「最近食べ過ぎかしら?」「お菓子も良く食べていたわ」など考えるかもしれません。脂肪を燃焼していくためには、食事の改善はとても大切です。しかし、それだけではなく、他の原因を改善していくことも重要なことになるのです。

「姿勢」と「骨盤の歪み」は、切り離すことができない関係性ですね。「姿勢」が悪いと骨盤を始め、体のいたるところで「歪み」や「ねじれ」が生じてきます。逆に、「骨盤の歪み」は正しい姿勢をとることが難しくなります。そして結果的に、姿勢が悪い状態を維持してしまうことになります。骨盤が歪むと内臓の位置が下がります。その、下腹がぽっこり出てくる状態になってしまいます。

「便秘」もぽっこりお腹の原因になります。しっかりと排泄が出来ないと、腸内にどんどん溜まってしまいます。腸内に排泄物が溜まってしまうと、さらに内臓が下がっていきます。そして、ぽっこりお腹へとつながっていきます。また、長時間、同じ姿勢をしている人や冷たいものばかり摂る人も要注意です。「冷え」や「むくみ」によってぽっこりお腹になることもあるようです。内臓を「冷え」から守るために、体がお腹に脂肪を溜め込みます。さらに、長時間同じ姿勢で動かないので血流も悪いため脂肪燃焼もしません。血流が悪くなると、結果的にむくみの原因にもなってしまうのです。

ちなみに、ビールを飲む方のお腹がぽっこりしているのを、よく「ビール腹」と言いますね。しかし、お腹が出るのは実はビールが原因ではないようです。そもそもアルコールを飲むと、胃が活発に動くので食欲が増進します。その結果、つい食べ過ぎてしまった!なんてことになるようです。中でもビールは、胃の働きを活発化するのに丁度良いアルコール度数のようです。そのため、ビール党の方はなるべく低カロリーのものをおつまみに選ぶと良いですね。では、ここからぽっこりお腹の改善方法を見ていきたいと思います。

2. ぽっこりお腹を改善するためには?

ぽっこりお腹の原因を解消していくために、どのような方法があるのでしょうか。「脂肪の蓄積」、「姿勢」、「骨盤の歪み」、「便秘」、「冷えむくみ」などが原因として挙げられましたが、全て関係性があるといえるでしょう。

まず始めていきたいのは「骨盤の歪み」と「姿勢」の改善です。骨盤の歪みには、「前後左右の歪み」と「ねじれ」があります。骨盤は内臓を支える要です。ここが歪む、ねじれると、内臓が下に押しやられぽっこりお腹になりやすくなります。さらに内臓も圧迫されるので、「便秘」も引き起こしやすくなります。また、足を組む、バッグをいつも同じ肩側にかけてしまうのも気を付けましょう。歪みにつながっていきます。つい癖になってしまっている習慣が多いのかもしれません。少し見直していきたいものですね。

正しい「姿勢」を維持できないということは、筋力不足も考えられます。筋力が不足すると、内臓を支えきれず、お腹がぽっこりと出てしまう原因になります。そのため、適度な筋力は必要です。ただし、いきなり筋トレをすると、筋肉を傷つけてしまう可能性があるます。まずはストレッチで筋肉をほぐしてから筋トレやエクササイズを行うようにしましょう。下腹をへこませるためのおススメの筋トレは、「ドローイング」だそうです。ドローイングを行う上で大事なことは「呼吸」です。椅子でも横になっても出来るようなので、隙間時間にぜひチャレンジしてみてください。

「便秘」の改善には、骨盤や姿勢の改善が大切です。それとあわせて、「水分を十分に摂る」、「適度な運動」、お味噌や納豆などの「発酵食品」やひじきやアーモンドなどの「食物繊維」を積極的に摂ることを意識していきましょう。また、「冷え」や「むくみ」対策も大事です。冷え対策としては、なるべく温かい飲み物を選ぶようにしましょう。また、むくみ対策として、長時間同じ姿勢でいることを避けることが大切です。デスクワークでも、1時間に1回は立ち上がりましょう。そして、その場で足踏みや少し体を動かすようにし、血流を促すことをおススメします。座る時の姿勢にも気をつけたいですね。

3.まとめ

「最近お腹が出てきた気がする」、「ダイエットをしても、なかなか下っ腹がへこまない」など、お腹のお肉が気になる!というお悩みをよく耳にします。季節に応じて着るものが変わることで、体づくりに励む時もあれば、まだ良いかなと思い後回しにしてしまうこともあるでしょう。でも出来ることならば、少しでもぽっこりお腹を解消したいと思いは常にあるはずです。今、この瞬間、あなたはどのような姿勢で読んでいますか?ぽっこりお腹解消にむけて、今日から出来ることを始めていきましょう!

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