鏡を見た時、キラリと光る1本の筋。そう、その正体は白髪。
「あれ?ここにも生えている・・・。」「あ、ここも・・・」。
見つければ見つけるほどため息をつきたくなります。出来ることなら減らしたい白髪ですが、中々手ごわい相手です。 そこで今回は、少しでも白髪改善!するためにおススメの頭皮ケアをご紹介していきたいと思います。
1.白髪のメカニズム
もともと髪の毛は、生えてくる前は白いのをご存じですか?メラニン色素が送られることで色が付き、生えてくるのです。ところが、「ストレス」や「加齢」など何らかの原因でメラニン色素の働きが低下すると、色が変わらずに白いまま生えてきてしまいます。そうです、これが白髪の正体です。
白髪を見つけたらどうしますか?おそらく抜てしまう方が大半だと思います。しかし、抜いてしまうと毛根の形が変っていきます。繰り返し抜いていると、生えてくる毛が次第にへろへろの状態になってしまうそうです。そのため、美容師さん曰く、もし見つけたら根本付近で切るのがおススメとのことです。
さて、白髪が生える主な原因として、「ストレス」、「紫外線によるダメージ」、「加齢」などが挙げられます。しかし、なぜメラニンの働きが低下するのか、白髪がどうしたら生えてこなくなるのかということは、じつはまだ解明されていないそうなのです。
でも、この白髪なんとか改善したい!今出来るケアは何もないの?と思いますよね。そこで、これから生えてくる髪の毛のためにできる、おススメのケアをご紹介します。
2.白髪ケアって何するの?
①頭皮マッサージ
白髪改善の直接的な解決法ではないかもしれませんが、毛細血管内から栄養がよりスムーズに髪へ運ばれるよう、頭皮の状態を今以上に良くするためのケアが大切です。
生活していると思いのほか、頭皮は凝って固くなり、血行が良い状態を保ちにくくなります。そこで、おススメなのが、頭皮マッサージやブラッシング!「当たり前のことじゃない、そんなことか!」と思うかもしれませんが、意外と出来ていないことが多いです。
例えば、朝起きた後やお風呂に入る前にブラッシングしていますか?ブラッシングは、頭皮の血流促進につながります。つむじから下に向かってとかすだけではなく、下からつむじに向かって逆さにブラッシングもした方が良いそうです。ブラッシングなら手軽に出来るので始めやすいですね。
また、マッサージは、頭頂部やこめかみのあたりにかけて頭のコリをほぐすように行いましょう。そして、そのまま首筋から肩にかけて撫でおろし、老廃物を流してしきます。ちょうどこめかみのあたりをグーにした指の第二関節でほぐしてあげると眼精疲労にも良いそうですよ。こめかみのあたりに生えてくる白髪は、眼精疲労が原因ともいわれているので、ぜひ取り入れたいですね。
マッサージが苦手な場合は、シャンプーブラシを取り入れるのも一つです。頭皮をほぐすことで、視界がハッキリして気分もスッキリ♪ また、頭と顔・身体は全てつながっているので、自然とリフトアップや肩こり改善にもつながるそうなので一挙両得ですね!
もちろん、美容院やサロンでヘッドスパを受けるのもおススメです。誰かにやってもらうって気持ちが良いですよね~♪たまのご褒美として、極上のリラックスをお楽しみください!
②睡眠不足の解消
睡眠不足も、白髪に大きな影響を与えるようです。
夜寝ている間に、栄養や酸素は体の隅々まで届けられます。しかし、睡眠時間が短いと栄養や酸素が届けられる時間も短くなるので、頭皮や髪が栄養不足になります。酸素や栄養を全身くまなくしっかり届けるためには、睡眠はとても大事な要素になりますね。
また、お肌や頭皮、髪のダメージ回復に役立つ「成長ホルモン」は、寝ている間に多く分泌されます。成長ホルモンは、細胞分裂を促し細胞の修復や新陳代謝を促進する働きがあります。しかし、この成長ホルモンは、熟睡していないとほとんど分泌されないのです。少し分泌されたとしても、まずは生命維持にかかわる臓器の細胞から新陳代謝を行っていくようなので、当然、頭皮や髪などは後回しになるでしょう。これはもったいない話ですね。栄養や酸素が届かないと、本来は活発に活動するものもスムーズに動かなくなってしまいます。一刻も早く改善していきたいですね。
睡眠時間の確保と同時に大切なことは、睡眠の質を高めることです。
寝る直前までパソコンやスマホを触っていませんか?このような刺激は、交感神経を活発化させるので、入眠しにくくなります。なるべく気持ちをリラックスさせ、副交感神経が優位になるよう工夫しましょう。
リラックスした状態を作るためには、ストレッチや深呼吸がおススメです。ゆっくりと深く呼吸をしながら、緊張している全身の筋肉を少しずつほぐしていきましょう。また、アロマオイルやハーブティーなど好きな香りに触れることもいいですね。心も体もリラックスが大事です。他にも、お風呂に入るタイミングも工夫するといいでしょう。寝る1~2時間前に熱すぎない温度での入浴が良いようです。お湯の温度が高すぎると、逆に交感神経が活発化するので注意です。ゆったりとした気分でお風呂に浸かるようにしましょう。
3.まとめ
見つければ見つけるほどため息をつきたくなる白髪。少しでも白髪改善するためのおススメケアをご紹介しました。
白髪はやはり年を重ねるごとに生えやすくなるもの。中には何もしなくても真っ黒のまま!という方もいらっしゃいますが、それでも頭皮ケアを行うことはとても大切なことです。詳しいマッサージのやり方やほぐす順序など、調べてみると情報は沢山出てくるので、取り入れやすいことからぜひ試してみてはいかがでしょう!